S.E.ロジー
「パームワイン・ミュージック」
S.E.ROGIE "Palm Wine Music"
“パームワイン・ギター・ミュージックはフォーク・ミュージックの様なものです。日々の出来事や、人々の経験を表現する音楽です。月の美しい夜に、大きな焚火の周りに集まり、人生のひとときを分かち合う。歌をうたい、ジョークやゴシップに花を咲かせ、少しばかりの椰子酒を飲めば、幸せになれるというものです。” ──S.E.ROGIE
本名 ソーリマン・アーネスト・ロジー。西アフリカ シエラレオーネに1933年頃生まれました。ロジーは独学でギターを習得し、曲・詞を作り始め、1960年代を通して、パームワイン・ミュージックを世界的に広めたミュージシャンです。彼のギターと、甘美で深いバリトンボイスは大変注目を集め、“My Lovely Elizabeth”はアフリカとヨーロッパでヒットしました。1972年から1988年まではアメリカで“アフリカの人々と文化のプログラム”と題して、カリフォルニアの高校や小学校で公演を行い、アメリカ議会と上院から、4つの賞を受けました。この時期、アメリカ各地で多数のコンサートを行いました。1988年、イギリスに渡り、本アルバムをレコーディングしました。その後、ウォーマッドにて来日公演を行う等、精力的に活動しましたが、1996年没。パームワイン・ミュージックを代表するアーティスト・ミュージシャンです。
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※8、11曲目はインストゥルメンタル曲です。