三線:根岸 和寿
「三線で聴きたい弾きたい 愛と希望のうた BEST18」
封入されている譜面の見本です
コロナ禍の影響でStay homeをしていた4月初旬、YouTubeで杏さんが歌う「教訓Ⅰ」を見、1971年に発表された「教訓Ⅰ」の歌詞が、コロナ禍で過ごす自分の心境と、その時の社会情勢に対して、非常に深く訴えかけて来ることに驚きました。
是非、「教訓Ⅰ」を含めて、今、この時期だからこそ心に響くうた(愛と希望を歌ったうた)を集めた、リスペクトレコードらしいアルバムが出来きないかと考え、「三線で聴きたい弾きたい」シリーズを共に制作して来た根岸和寿さんに相談したことから、今回のアルバムが生まれました。
2人で選曲案を出し合い、J-POPから、洋楽、沖縄音楽まで、全18曲、78分を超えるアルバムとなりました。
今回の録音に当たり、5本の三線(中にはおよそ100年以上前の木材を加工して、製作された三線もあります)を特別に用意しました。
全ての作業はStay homeを守り、演奏、録音、ミックスは全て根岸さんが1人で行い、マスタリングは田中三一さんにお世話になりました。
三線ならではの素朴な響きと味わいで演奏される愛と希望のうたは、聴くだけでもこころがほっこりと温かくなります。
そして演奏すれば、なお深く心に響きます。
思い込めた三線の演奏により、それぞれの歌が持つかがやきがより伝われば幸いです。
──リスペクトレコード 高橋研一
今回はJ-Popが中心という事もあり、メロディをより華やかに彩る為に、複パートによる多重奏アレンジでの録音曲が過半数となりました。
もちろんメロディ単パートでも楽しめますが、複数の三線でメロディも伴奏も成立しているアンサンブルを、三線サークル等の仲間と一緒に演奏して楽しむというのが、今回特にオススメです。
また、CD付属の楽譜にはコードの表記も付けてありますので、ピアノやギター等の楽器奏者とのセッション、単純に歌って楽しむためのコード伴奏譜としてもご活用頂けると思います。
──リスペクトレコード 根岸和寿
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1978年1月15日生まれ
群馬県出身
演奏楽器:ベース・三線・他弦楽器類
作曲・編曲・ミキシング・譜面作成業など
ベーシストとしてミュージシャンのキャリアをスタートし、20歳頃からプロ活動開始。
様々な音楽ジャンルや楽器に精通したスキルを活かしつつ、ライブサポートや楽曲制作に於ける作曲・編曲・レコーディング・ミキシング等を主軸に活動。
譜面作成分野に於ける周囲からの評価はとりわけ高く、ミュージシャン・音楽制作会社・一般からの依頼を受け、年間で作成する譜面の数はおよそ500件に及ぶ。
〜演奏者としての主なキャリア〜
・テレビ東京「ゴッドタン・芸人マジ歌選手権」にてフットボールアワー・後藤輝基氏のステージサポートとしてベースを担当(2012年〜現在)
・タレント・俳優・歌手の長江健次氏(元イモ欽トリオの「フツオ」)のレギュラーサポートメンバーとして、ステージサポートのベース担当、CD制作に於ける作編曲・レコーディング・ミキシング等を担当(2014年〜現在)
〜音楽制作面での主なキャリア〜
・「東京上野クリニック」のTVコマーシャル音楽を作曲・制作担当。
・映画「福々荘の福ちゃん」の劇中音楽全般の作曲を担当。