クレール・エルジエール
「パリ、愛の歌〜ザ・ベスト・オブ・シャンソン&フレンチポップ〜」
Claire Elzière "CHANSON D’AMOUR DE PARIS~Le meilleur de la chanson et de la pop française~"”
- 2018年10月17日発売
- RES-311
- 税込価格¥(税抜¥2,800)
- POS 4525506002687
シャンソンとフレンチポップの名曲を収録した、待望のベスト・アルバム!
ジュリエット・グレコが絶賛し、ピエール・バルーが惚れたその歌声!
- 60ページ・ブックレット封入(歌詞・対訳・解説・クレール本人からのコメントを掲載)
- シャンソンマガジン推薦盤
- 全曲2018年度最新リ・マスタリング音源
■アルバム内容
2008年9月にリリースされた日本デビューアルバム「パリ、愛の歌〜永遠のシャンソン名曲集〜」より一貫して、古き良きシャンソンとフレンチポップの“垢”を落とし、そこに新たなる生命を吹き込むべくレコーディングを続けてきたクレール・エルジエール。
軽やかで風通しの良いヴォーカルと、アコーディオンとギターを中心にしたシンプルながらも大変味わい深い演奏で、多くのリスナーがシャンソンとフレンチポップの魅力を再認識しました。
今回リリースされるベストアルバムは、クレール・エルジエールがリリースして来た3枚のオリジナルアルバムを中心に、そこから特に日本でも人気の高い楽曲をセレクトし収録しました。収録曲はいずれも名曲の誉れ高い楽曲ばかりです。
ボーナストラックには坂本九の歌唱で親しまれている「見上げてごらん夜の星を」のフランス語ヴァージョンと、フランスのクリスマスソングの定番曲「プティ・パパ・ノエル」を収録しました。この2曲もまさに永遠のスタンダード曲と言えましょう。
聴きながら思わず口ずさんでしまう大変親しみやすい楽曲を収録した、最高のオールタイム・ベストアルバムです。
■クレール・エルジエールからのコメント
「日本の皆さんのために、過去10年の間にレコーディングしてきた70曲から、時代から時代へと旅をさせてくれる20曲をセレクトしました。」
■収録曲
試聴 クリックでウインドウが開きます。
- 01. Parlez-moi d'amour 聞かせてよ愛の言葉を
- リュシエンヌ・ボワイエの歌唱で知られています。1935年5月、パリから日本に向けての初めてのラジオ中継でボワイエ歌唱の
この曲がオンエアされました。
- 02. Padam, padam パダム、パダム
- 作曲者のノルベール・グランベールが1948年にエディット・ピアフのために作曲し、1951年に録音され、大ヒットとなりました。
- 03. Mon manège à moi 私の回転木馬
- 1958年エディット・ピアフが録音しました。イブ・モンタンの大ヒットでも知られています。
- 04. Sous le ciel de Paris パリの空の下
- 映画「巴里の空の下セーヌは流れる」の主題歌です。日本で最も馴染みのあるシャンソンと言えます。
- 05. Domino ドミノ
- 1950年代前半にアンドレ・クラヴォーが歌い大ヒットし、後にドリス・デイも歌い世界的ヒットとなりました。
- 06. Sans toi ma mie サン・トワ・マミー(グレゴリー・ヴーとのデュエット)
- ピアノのグレゴリー・ヴーのヴォーカルにクレールがハーモニーを添えています。サルヴァトール・アダモの楽曲で、越路吹雪の歌唱でもヒットしました。
- 07. La javanaise ラ・ジャヴァネーズ(ドミニック・クラヴィク:ヴォーカル)
- セルジュ・ゲンズブール作のこの曲は、ジュリエット・グレコに捧げられました。
- 08. La foule 群衆
- エディット・ピアフが南米ツアー中にこの曲と出会い、1957年に発表しました。
- 09. Ma plus belle histoire d’amour わが麗しき恋物語
- バルバラの代表的レパートリーで、クミコの歌唱でもヒットしました。しみじみとしたクレールの歌唱が素晴らしい仕上がりです。
- 10. Un homme et une femme 男と女(グレゴリー・ヴーとのデュエット)
- ピエール・バルー作詞、フランシス・レイ作曲の同名映画の主題歌です。ピアノのグレゴリー・ヴーとのデュエットで歌唱しています。
- 11. L’amour est bleu 恋は水色
- アンドレ・ポップ作曲のこの曲は1967年にヴィッキーが歌い、翌年ポール・モーリアが自身のオーケストラで取り上げ大ブレイクしました。
- 12. La vie en rose バラ色の人生
- エディット・ピアフの大ヒット曲。ピアフからの恋人に対する深い愛の言葉が歌い込まれています。
- 13. Hymne à l'amour 愛の讃歌
- エディット・ピアフの名唱で知られる1950年録音の作品。最愛の恋人を失った後に発表された為、歌詞が多くの人々の心を打った。
- 14. T’en va pas 彼と彼女のソネット
- 「哀しみのアダージョ」の邦題でも知られています。ピアノとアコーディオン、バイオリンのアンサンブルがとても美しい仕上がりでヴォーカルを引き立てます。
- 15. Moulin Rouge ムーラン・ルージュの唄
- 1953年公開のイギリス映画「ムーラン・ルージュ」(邦題は「赤い風車」)の主題歌として発表されました。
- 16. Sous les ponts de Paris パリの橋の下
- 1913年に作られたシャンソンです。橋の下を暮らしの場にしている人達の事が歌われています。ダニエル・コランとクリストフ・ランピデキアのダブル・アコーディオンのアンサンブルが聴き所です。
- 17. La java bleue 青色のジャヴァ
- 1939年のフランス映画「ジャヴァ(Une Java)」の主題歌として発表されました。
- 18. Aux Champs-Élysées オー・シャンゼリゼ(グレゴリー・ヴー:メインヴォーカル/クレール・エルジエール:コーラス)
- フランスを代表する歌手、ジョー・ダッサンによる大ヒット曲です。イギリスのパンク・バンド、ジェイソン・クレストが歌った「Waterloo Road」が元歌です。
ボーナストラック
- 19. Viens voir la belle étoile 見上げてごらん夜の星を
- 坂本九のヒット曲をフランス語でカヴァー。フランス語のタイトル“Viens voir la belle étoile”は“美しい星を見よう、見に行こう”となります。
- 20. Petit Papa Noël プティ・パパ・ノエル(グレゴリー・ヴー:メインヴォーカル/クレール・エルジエール&ドミニック・クラヴィク:コーラス)
- フランスのクリスマスソングの代表曲です。
■アーティスト プロフィール
1971年8月24日パリ生まれ。
楽器(リコーダ、ピアノ)を演奏したり、様々な合唱団に繰りかえし参加した後、シャンソンの世界に飛び込む。
1997年にパリ、シャンソンアトリエ(クリスティアン・ダントゥ運営)のショウの最中にピエール・ルーキー(50年に及ぶ作詞とショウの実績があるアーティスト)に見出される。
同じ年、ピアニストのグレゴリ・ヴーに出会う。
1999年にはモントーバンのフェスティバルにて、ジュリエット・グレコの前で歌い、絶賛される。
2003年にはファースト・アルバムがピエール・バルーによって創設されたレーベル「サラヴァ」からリリースされる。
2007年にはアコーディオニスト、ダニエル・コランのリーダーアルバム「フレンチ・カフェ・ミュージック・パリ・ミュゼット2〜セーヌ川左岸のロマンス〜」にて3曲ボーカルナンバーを披露。続く同年12月のアルバムリリースライブにもゲスト参加し、「ミロール」他シャンソンのスタンダード・ナンバーを歌い、大絶賛される。
2008年にはセカンド・アルバムであり、また日本ではデビュー・アルバムにあたる「パリ、愛の歌〜永遠のシャンソン名曲集〜」をリリース。
2009年春にはピエール・ルーキーの詞に曲を付けたアルバムをリリース。そして同年、4枚目のオリジナル・アルバム「パリ、愛の歌 第2楽章〜永遠のシャンソン名曲集〜」がリリースになる。
2014年にはサラヴァからアルバム「Chante Allain Leprest」をリリースする。
2018年には「パリ、愛の歌〜永遠のシャンソン&フレンチポップ〜」をリリース。6月12日より千葉を皮切りに全国10ヶ所でのホールコンサートを行い大絶賛を博する。
■参加ミュージシャン
アコーディオン、バンドネオン、ピアノ(19曲目)、コーラス:ダニエル・コラン
アコーディオン:クリストフ・ランピデキア、ジャン・コルティ
ギター、歌、コーラス:ドミニック・クラヴィク
コントラバス:ジャン・フィリップ・ヴィレ、ローラン・ラッシェ
ピアノ、歌:グレゴリー・ヴー
バイオリン:マティルド・フェブレール
三線:根岸和寿(3,17曲目)