カレンヌ・ブリュノン
「私が奏でる愛の旋律」
Karen Brunon“La fille idéale”
2015年12月18日オンエアー『関ジャニ∞のTheモーツァルト 音楽王NO.1決定戦(テレビ朝日)』の“最強ヴァイオリン王No.1決定戦”に出演して大注目を浴びた、フランスを代表するヴァイオリン奏者がシンガーとしてアルバムをリリースします。
清楚な歌声と愛を奏でるヴァイオリンの調べ——絶対注目のフレンチポップ・アルバムです!
バンジャマン・ビオレ プロデュース作品。チリー・ゴンザレス(ピアノ)、ケレン・アン(ギター・コーラス)がゲスト参加!
ミシェル・ルグランとのツアーによりヴァイオリン奏者として注目を浴びたカレンヌ・ブリュノン(これがパリのコンセルヴァトワールを出てからの最初の大きな仕事でした)。この時の事をカレンヌはこう語っています。
「私にとって一番素晴らしい出会いはミシェル・ルグランとの出会いです。子供の時から彼の映画音楽を耳にしていました。彼のオーケストラの中心で、ニューヨークのカーネギーホールで、しかもステファン・グラッペリと並んで演奏するのですから、なにもかもが私に大きな影響を与えました」
その後シャルル・アズナヴール、ローラン・ヴールズィ(歌うことを最初に強く勧めてくれた彼との出会いも素晴らしかったとカレンヌは語っています)を始め多くの大スターと共演する中、カロジェロ(フランスで大変な人気を博するシンガーソングライター)と出会います。カレンヌはカロジェロとスーパーグループ「シルキュス」を組んでアルバムのリリースやツアーを行い、ヴァイオリンのみならず、歌も引き受けることとなりました。そしてその経験がソロデビューへの道に繋がりました。
「私はクラシックの教育を受けていますからいつでも歌っていました。声を使えばヴァイオリンとは別のことを表現出来るからです。でも本当に歌いたいという気持ちが生まれたのは、歌の作曲を始めた日のことでした。自分で書いた歌を歌うために歌手になりたいと思いました」
リリースされたデビューアルバムではほとんどの曲を作曲し、ヴァイオリンはもちろん、1、13曲目を除く全曲が歌入りです。
アルバムのテーマは愛。カレンヌは次のように述べます。
「愛なしで何が出来るというのでしょうか?思うに私たちの人生の中心にある主題ではないでしょうか。だからアルバムにはさまざまな愛が歌われています。それは大変豊かな主題です。愛によって幸せにも不幸せにもなり、愛は人を傷つけ、人を成長させ、人を教えます」
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日本盤のみのボーナストラック
フランス東南部ピュイ・アン・ヴレ生まれ。5歳の時、母親を説き伏せてヴァイオリンを手に入れ、11歳でリヨンのコンセルヴァトワールに進み、一等賞を獲った。またそこでバンジャマン・ビオレと出会う。
15歳でパリのコンセルヴァトワールに入り、16歳の時には一等賞を受ける。
その後1996年にミシェル・ルグランとの出会いにより、カレンヌの才能が花を開く。さらにシャルル・アズナヴール、ローラン・ヴールズィ、ヴァネッサ・パラディと言ったフランスを代表するアーティストとの共演、またビーチ・ボーイズのブライアン・ウィルソン、イギリスのロックグループ、ブラーのリーダーであるデーモン・アルバーンとの共演を行っている。
フランスで大変な人気を博するシンガー・ソングライターのカロジェロのグループに参加し、ヴァイオリニストのみならず、歌も引き受ける。そのカロジェロが導師となって、カレンヌのソロ・アーティストとしての旅立ちへ向けて背中を押してくれた。
それは本ファースト・アルバムのリリースに繋がって行く。
現在も多くのアーティストとヴァイオリニストとして共演しているほか、ソロ・アーティストとしても精力的に活躍している。