レイ・カーネ
「プナヘレ〜優しきハワイ大地のギター〜」
ハワイアン・スラック・キー・ギター・マスターズ・シリーズ (2)
2度の来日で、多くのファンを獲得した、ハワイを代表するギタリスト、レイ・カーネの代表作です。
(1994年8月号のミュージックマガジンでの中村とうよう氏の評価は9点と高い評価でした)
2回の来日公演を行い、日本でも多くのファンを獲得したレイ・カーネはカウアイ島に生まれ、オアフ島のナナクリで漁師の息子として育ちました。自分が捕って来た魚と引き替えに、ギターを教えてもらったと言うエピソードはあまりにも有名です。
レイのボーカルは、長くハワイの潮風を浴びて来たような、少しハスキーで味わい深いものであり、素朴で飾らないギターと相まって、ハワイのロコ(観光地ではない、ハワイの地元そのもの)のフィーリングを伝えます。
ワイキキやホノルルとは違う、ゆったりとしたハワイの空気を運んで来る、まさにリアル・ハワイアン・ミュージックの決定盤です。
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レイのオリジナル曲として、多くのギタリストがカヴァーしている、アルバム表題曲の「プナヘレ」をはじめ、ハワイアンのヒット曲「モーニング・デュー」、ハワイのお別れの歌として有名な「ハワイイ・アロハ」など聴き所満載です。
全12曲(収録時間45:38)
*印はボーカル曲、それ以外はインストゥルメンタル曲です。
スラック・キー・ギターの第一人者として広く知られているレイ・カーネは、甘くソウルフルなギターと、オールド・スタイルの表現力豊かなそのヴォーカルで、伝統的ハワイアン・ミュージックのエッセンスを見事に今に伝えています。1925年にカウアイ島に生まれ、オアフ島のナナクリで漁師の息子として育ったレイは、9歳の時に自身が取って来た魚と引き変えに、ギターを教えてもらう事になりました。
1961年に初レコーディング、1987年にはアメリカ国立芸術基金の国家遺産フェローシップ賞を受賞しています。
1995年、1996年と2回来日公演を行いました。
日本を代表するスラック・キー・ギタリスト、山内雄喜との共演でも知られています。