キャシー・クラレ

「希望の光」

Cathy Claret feat. Raimundo Amador "Rayo"

写真:キャシー・クラレ&ライムンド・アマドール ©Ovidio Aldegunde
世界中がリスペクトするウィスパー・ヴォイスの歌姫が放つ、スウィートでキュートなレゲエ・チューン!

2018年2月にリリースされたアルバム「プリマベーラ」が大好評!
3月の来日プロモーションでは、カジヒデキ氏や野宮真貴氏を始めとする渋谷系ミュージシャンから大いなるリスペクトを受けました!

キャシーのスウィートなウィスパー・ヴォイスと、レゲエのリズムが心地好い楽曲です。スペインを代表するギタリスト、ライムンド・アマドールの弾くフラメンコ・ギターをフィーチャーしています。
“どんな時も希望を失わないで”とメッセージが込められた歌詞も印象的な、心に残る楽曲です。



■キャシー・クラレ プロフィール

パリで生まれ、その後南フランスのニームに移り住む。
幼少期から思春期まで家族と一緒にバルセロナ、セビージャ、マドリッドなど3大陸29都市を転々とし、転校は20回以上に及ぶボヘミアンのような暮らしをしていた。その後母が若くして亡くなり、父と放浪を繰り返す中、16歳の時にフランスとスペインを行き来するロマの大家族に「10人目の娘」として迎え入れられ、18歳の時、大家族と共にスペインに拠点を移した。

キャシーが音楽にどっぷり浸かる生活をスタートさせたのは、ロマの大家族に出会ってからである。ロマが奏でる音楽に興味を持ち、16歳でフルート、続いてエレキベースと独学で次々と楽器をマスターして行く。その後オリジナル曲のデモテープをヴァージン・フランスに送り、1987年に同レーベルよりデビューする。その時から現在に至るまでインディペンデントのアーティストとして、音楽プロデュースからマネージメントまで全てを自分で行っている。

彼女の音楽を個性付けているのは第一にそのウィスパー・ボイスであり、カヒミ・カリィが最も影響を受けたアーティストと公言している。

日本ではベルギーのクレプスキュール・レコードからリリースされた1990年のアルバム「あなたに」と91年のアルバム「風に抱かれて」で広く知られるようになり、91年には初来日をした。
1990年代前半にブームとなった“渋谷系”の音楽シーンでもそのウィスパー・ヴォイスは注目を集め、早瀬優香子が楽曲をカヴァーするなどした。
世界的にはフラメンコ界の大スターであるライムンド・アマドールとB.B.Kingがキャシーのオリジナル曲「BOLLERE」をカヴァーして大ヒットを記録。またスペインを代表する女優ロッシ・デ・パルマがキャシーのレコーディングに参加している。
2000年、03年、05年、06年、07年にもアルバムをリリース。
15年リリースのアルバム(日本盤は16年にリリース。タイトルは「世界で一人ぼっち」)は日本を含む世界で高い評価を受け、イギリスの音楽誌Flip Reviewでは2015年にリリースされたポップアルバムの中からベスト15位に選ばれた。
現在も世界中からリスペクトされるウィスパー・ヴォイスの歌姫として精力的に活動中。

キャシーとギタリストのライムンド・アマドール


■「希望の光」歌詞対訳

作詞・作曲:キャシー・クラレ
対訳:丸山有美

あれこれイライラしてばかりだし
見放されてばかりだし
くじけることばかりだし

心を明るくするものなんかないし
打ちのめされてばかりだし
うんざりしてばかりだし

光を求めてるの
つかのまの太陽を
ささやかな希望を
想い出はそのままに

光を求めてるの
つかのまの太陽を
ささやかな希望を
ひとすじの光明を

あなたは旅路の途中
ほら 見失わないで
もう泣かないで

なにも終わりはしない
道はめぐりめぐって
すべては過ぎゆく

太陽を求めてるのね
見えない太陽を
いつもそこにあるのに
あなたには見えてない
希望の光を
見えない太陽を
いつもそこにあるから
いつか見えるはずよ


■CREDITS:

Produced by CATHY CLARET and Esteban.
Raimundo Amador:Guitarras flamencas,Coros and Percussions.
Esteban:Teclados,guitaras electricas
Bass: DoctR'n'Ric, Enric Carbonell
Raimundo recorded by Pep LLado
Drums: Pau Checa