ギエドレ
「私の日本でのファースト・アルバム」
GiedRé "Mon premier album sorti au Japon"
2011年1月から現在までにリリースされた6枚のアルバム(ベスト盤1枚、自主制作アルバムを含む。最初の3枚は完全自主制作でネットでも購入不可能。4枚目からはネットで販売。5枚目からはCDショップでも販売。)から、日本でのデビュー盤リリースの為に選曲されたのが本作です。さらにボーナストラックは日本盤の為に新たに録音されました。人気曲の「立ちション」「みんなウンチする」から、歌を作る事ついての動機を歌い込んだ「私は意地悪じゃない」まで、代表曲を収録しました。作詞・作曲・ギター演奏は全曲ギエドレです。
「ウフフ 立ちションしたいな ウフフ、立ちション・・・
男っていうのはほんとに経済的よ アンネは3ユーロ50
コンドームは道で無料配布だけど ピルは健保の払い戻しだってない
45歳でイケメンおやじになれるってのに 現に私は30歳でもう古ぞうきん・・・」
──「立ちション」より
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<ボーナストラック>
全曲作詞・作曲:ギエドレ
本名:ギエドレ・バラウスカイテ。1985年リトアニア共和国(首都ヴィリニュス)で生まれる。父亡き後、7歳の時に母に連れられパリ郊外で育った。大学入学資格バカロレア取得後、国立高等演劇学校を卒業した正統派の演劇人。女優としてテレビや舞台、CMなどに端役で出演。
その後、2010年5月から自宅近くのカフェで毎週土曜日の夜、思っていることをそのまま童謡を歌うようにメロディーに乗せて、自作の歌を披露し始める。2011年「私のファースト・アルバム」を自主制作する。このアルバムは、3か月で2000枚をセールスするほどの快挙となったが、レコード会社に属することは拒否し、あくまでも自主制作にこだわった。公式サイト(www.giedre.fr)からのみ発注を受付け、彼女自身で包装、発送作業をしていた。しかし、あまりの数の多さに根を上げ「お店ができたのも一理あるわ」と、2013年に「本当のお店で販売している私のファースト・アルバム」リリースし、通常のレコード店でも取り扱うようになる。
デビューから3年間で300以上のコンサートを行い、特に2012年4月のブルジュ春の音楽祭(フランスの有名な音楽祭)のオープニングを飾ったライブで、一躍大手メディアの注目を浴びる。フェイスブックに登録されたファン数は2012年の2万7000人から2014年2月には116,000人と、うなぎのぼり。代表作の「立ちション」はYouTubeの視聴回数250万回!
2014年3月6日には、ギター1本でパリのコンサートの殿堂、オランピア劇場を満杯に! 3月9日には同公演がフランス全土にTVオンエアされ大反響を呼ぶ。
ギエドレの音楽はまともではないことが多すぎる社会に対して、ユーモアと笑いを含蓄しながら歌い上げる。自身の音楽表現について、
“私は意地悪じゃない 世間が腐ってるだけ 人生がこんなに暴力的じゃなかったなら 私もそれにならう
すべての子ども達が手を取り合わなきゃ 人生に立ち向かうため”(「私は意地悪じゃない」)と歌っている。