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RES-194 ¥2,400(本体価格)+税 2011年9月21日発売

大城美佐子&堀内加奈子
「歌ぬ縁」

沖縄民謡界のトップスター・大城美佐子と、大城の弟子として11年目を迎える堀内加奈子による師弟共演盤!


女性2人が醸し出す、艶やかな色香溢れる、沖縄民謡をお楽しみ下さい。
歌詞・対訳・アルバム解説・曲解説付き

 2007年に民謡歌手として50周年を迎えた、沖縄民謡界を代表する唄者・大城美佐子と、北海道江差生まれの函館育ち、大城に師事して11年目となる堀内加奈子によるジョイントアルバムです。
 大城は知名定繁(知名定男の父親)に師子入りし、1962年「片思い」でレコードデビューして以来、常に沖縄民謡界の第一線で活躍し続けています。
 一方、堀内は東京で広告関係の会社でセットデザイナーとして働いていた頃、CM撮影で登川誠仁の歌・三線に触れ、深く心動かされ、仕事を辞めて沖縄に移ります。しかし登川誠仁のもとを訪ねる事はなく、最初は野村流琉球古典音楽の先生に師事しました。その後、知人から大城美佐子を紹介され、大城の経営する民謡酒場「島想い」を訪ねます。堀内の「ここで働いて沖縄民謡を勉強したい」との希望に、大城は即決し、堀内は働き始めて3日目に、大城からステージで島太鼓を叩くように言われます(叩いた経験はなし)。翌年(2001)年には大城のツアーに同行し、ぶっつけ本番の修行を経験します。以来めきめきと実力を付けてきた堀内は、「ウチナンチュー(沖縄の人)以上にウチナンチューらしい」と評される程の歌・三線を身につけました。
 本作は昨年、堀内が大城に師事して10年の節目を迎えるにあたり、堀内の方から「是非一緒にアルバムを制作したい」と大城に懇願し、形になったのが本作です。収録曲は堀内が大城と相談して決めました。沖縄民謡のスタンダード曲を中心に、大城のデビュー曲「片思い」に堀内が挑戦(大城からは収録に関してのOKがなかなか出ませんでした)しています。また知名定男の名作「情念」を大城がソロ・ボーカルで歌い上げています。
 アルバム6曲目と13曲目は今作の為の書き下ろし新曲です。
 6曲目の「うたや……」では1番で堀内が「島唄ぬ懐ゆ 誰頼てぃ行ちゅが 北国ぬ女や 北国ぬ女や」と歌い、2番で大城が「うが遠北国ぬ 色美らさ美童 島唄にひかさりてぃ わん頼てぃ来りば」と返しています。
 13曲目の「歌ぬ縁ぶし」では「姉(=大城美佐子)歌声や惚りぶりと 我胴ぬ 底ぬ底までぃん 染まる心地」と歌われ、最後のフレーズでは「語るぐとぅ歌てぃ 継じゃい行かや 島唄や島情」と歌われています。まさにこのアルバムのテーマであり、2人の長きに渡るテーマと言えましょう。


■収録曲
1. 安波節(アハブシ)〜本アッチャメー小(ムトゥアッチャメーグヮ)(沖縄民謡)
2. 嘉手久(カディク)/ハリクヤマク(沖縄民謡)
3. サーサー節(サーサーブシ)(沖縄民謡)
4. 片思い(カタウムイ)(沖縄民謡カタウム)
5. 情念(ナサキ)(沖縄民謡)
6. うたや……(新曲・作詞:ビセカツ 作曲:よなは徹)
7. 下千鳥(サギチジュヤ)(沖縄民謡)
8. 仲島小唄(ナカシマコウタ)〜仲島節(ナカシマブシ)(沖縄民謡)
9. 遊びしょんがね(アシビションガネ)(沖縄民謡)
10. ダイサナジャー(沖縄民謡)
11. ムチちちゃー小(ムチチチャーグヮ)(沖縄民謡)
12. 恋ぬ花(クイヌハナ)(沖縄民謡)
13. 歌ぬ縁ぶし(ウタヌゐンブシ)(新曲・作詞:上原直彦 作曲:松田弘一)



■レコーディング・ミュージシャン

大城美佐子……歌・三線・島太鼓(M2)・三板(M8)
堀内加奈子……歌・三線・島太鼓(M8、10)・三板(M2)・鳴り物(M10)
よなは徹……三線(M5)・島太鼓(M1,6)指笛(M2)

■プロフィール

【大城美佐子】
1936年大阪市大正区北恩加島生まれ、名護市辺野古育ち。幼少期の頃は昼休みに大人が置いている三線を自己流に弾いていた。
祖父や親戚に古典音楽の名人を持ち、20歳頃から古典や舞踊を習う。島唄の神様と言われる嘉手苅林昌や小浜守栄の追っかけもその頃の事。
普久原恒勇や上原直彦らに強く勧められ、知名定男の父、知名定繁に弟子入りして民謡の道に進む。
1962年シングル「片思い」でデビュー。その伸びやかな高音が「絹糸の声」と評され大ヒットとなる。
やがて三線1本を抱えて東京、神奈川、大阪など内地を長らく彷徨の後、沖縄に戻り、民謡界の至宝、嘉手苅林昌とデュオを組む。林昌をして「コンビ唄は大城美佐子に限る」と言わしめたほどの名コンビとして活躍。数々のライブやレコーディングに伝説を残す。
1973年には東京公演(嘉手苅林昌らとジャン・ジャンほかで)。
1975年には琉球フェスティバルに出演。
その後も多くのステージに出演し、1997年には登川誠仁、知名定男のバックアップを受け2枚組大作「絹糸声」をリリースし大きな評価を受ける。
現在もCD、海外・国内の公演、映画、テレビなどで疲れを知らずに活躍。2007年に芸能生活50周年を迎えるもなお、変わらず多方面での活動を続けている。

【堀内加奈子】
北海道江差生まれの函館育ち。現在は沖縄在住。東京でCMのセットデザイナーのもとで修行、そこで沖縄民謡に出逢い沖縄へ。
2000年、大城美佐子氏の経営する『島思い』にて働きながら修行することを願い出て承諾される。働きはじめて3日目からお客さんの前で太鼓を叩く。(その時、三線を弾きながら足で拍子を取って教えてくださったのが松田末吉氏。)また日々お客さんからも沖縄民謡を学ぶ。その年、琉球音楽協会新人賞を受賞。
2001年、大城美佐子氏ツアーに同行し、ぶっつけ本番の修行を経験。
2002年秋、大城美佐子氏のフランス・パリ公演同行。その模様がNHK BSで放映、雑誌「SWITCH」でも取り上げられる。
2003年、琉球音楽協会コンクール新人優秀賞。
2005・2006年、BLUES BANDに参加し、アメリカに渡る。
2007年、琉球音楽協会コンクール最高賞。琉球音楽協会教師免許取得。2008年、CD「HARUOMI HOSONO STRANGE SONG BOOK」収録の「ルーチュー・ガンボ/久保田麻琴」にお囃子として参加。
2008年、CD「沖縄トラッド/新人ショーケース」に参加。
2009年度、ラジオ沖縄 新歌大賞最優秀作詞賞を受賞。
2009年6月スカ・ラヴァーズにボーカリストとして参加。大ヒットとなる。
10月三線一本で西ヨーロッパ、セネガル、アメリカ、ブラジルと世界一周して世界のうちなんちゅーや、地元の人たちと交流し、帰国。現在は県内外で精力的にライブ活動を行なう。
2010年9月スカ・ラヴァーズのセカンド・アルバムリリース。こちらも大きな話題となる。

   
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